布ナプキン専門店「りぼん」（長崎市万屋町、TEL 095-893-8776）で11月29日、ボディージュエリー「クリスマスアート体験会」が開かれる。主催はボディージュエリーサロン「香凛（かりん）」。

クリスマスアートを腕に施した例

　ボディージュエリーは、肌用の特殊なグルー（接着用のり）を使ってラメの粉末を肩や腕、胸元、背中など素肌に描くアート。光の加減でキラキラ輝き、サンドアート（砂絵）のようにも見える。汗や水にも強く、通常のスポーツや入浴、シャワーでも落ちにくい。状態にもよるが、3日～1週間程度は剥がれないという。

　店主の西村香年子さんは武蔵野美術大学（東京都小平市）を卒業後、インテリアデザインやグラフィックデザインなど幅広い分野で長年にわたり活躍しているデザイナー。20代から続けている社交ダンスをより楽しむ方法として何かないかと考えていたときに、ボディージュエリーと出合った。今年6月、シール上にあらかじめサッカーボールなどのデザインが描かれた「サッカー応援シール」を発売したところ話題になり、複数の地元メディアから取り上げられた。

　「ボディージュエリーを楽しむ人が増えてきたとはいえ、まだまだ知られていない。まずはボディージュエリーがどういうものか知ってもらう入り口になれば」と西村さん。クリスマスにちなんだデザインを多数考案した西村さんは「ステンシルシート」として加工。本来なら手描きが必要なデザインを「必要なところだけ」くりぬいたステンシルシートを肌に乗せることで、その上から手軽に同じ柄が描ける。友人や知人から「かわいい」「欲しい」という声が多かったため、「ボディージュエリーに親しむきっかけとして、気軽に楽しんでもらおう」と体験会を企画したという。

　「ボディージュエリーは、慣れれば誰でも手軽に楽しめる。カルチャーセンターでボディージュエリー講座の指導もしているが、若い人から60代まで幅広い年齢の女性がいきいきと楽しんでいる。プロとして長年インテリアやグラフィックデザインを手掛けてきたので、ボディージュエリーのデザインのテイストには特にこだわっている。私のデザインのテーマは『アート＆エレガンス』。年齢に関係なく楽しんでもらえるデザインを心掛けている。体験会ではステンシルシートの使い方や描き方もていねいに指導するので、全く初心者でも大丈夫。ぜひ友だちを誘って参加してほしい」と呼び掛ける。

　開催時間は11時～15時。体験料金はデザイン1柄あたり800円。