プレスリリース

大村湾の課題を明確化し、発信する【大村湾Wonder bay conference・大村湾にぎわいまつり】を開催しました!

リリース発行企業:ソーシャルアクションネットワーク

情報提供:

一般社団法人大村湾ワンダーベイは、大村湾の課題解決に取り組む人や団体の相互連携・情報発信の場を創出し、大村湾の取り組むべき課題を明確化すること及び、明確化した課題を発信し、大村湾流域5市5町の企業・自治体・地域住民のひとりひとりが、大村湾の課題解決に向けて「ワンチームで今取り組むべきこと」を知り、意識変容やアクションを起こすことを目的に、2025年12月~2026年2月に「大村湾Wonder bay conference・大村湾にぎわいまつり」を開催いたしました。
大村湾ワンダーベイプロジェクトは、地元大村湾を身近に感じ、海の環境について考えるきっかけを創出していきます。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。



イベント概要 

〈大村湾Wonder bay conference〉
・開催場所:大村湾漁業協同組合 2階会議室
・日程  :2025年12月2日(火)、12月22日(月)、2026年1月15日(木)
・参加者数:11人

〈大村湾にぎわいまつり〉
・開催場所:ボートレース大村 イベントホール
・日程  :2026年2月11日(水祝)
・参加者数:1,026人

大村湾の課題について考える「大村湾Wonder bay conference」 

大村湾は超閉鎖性海域(陸地に囲まれ外海との海水交換が極めて少ない、湖のような特徴を持つ海域)といわれ、流域5市5町の生活環境や経済活動が海の環境に影響しやすい海域です。
そのため、流域の各団体・企業・自治体・地域住民が「どんな環境問題が発生しているのか」「どんな取り組みがされているのか」を知り、共通の課題解決に向けて、ワンチームで取り組むことが求められます。「大村湾Wonder bay conference」では、様々な分野で大村湾の課題解決に取り組む11名が集まり、
大村湾に関するそれぞれの取り組みを共有し、大村湾が抱える課題と起こすべきアクションについて話し合いました。
環境や漁業、食、観光など様々な角度から課題を列挙し話し合いを繰り返したところ、「”大村湾について学ぶ環境が整っていないこと”がすべての課題の土台である」ということが見えてきました。現状、海の利用ルールについての教育はなく、利用方法を間違えたり、利用するのを躊躇してしまう傾向があります。そのため大村湾と親しむ機会が減り、大村湾の課題や正しい知識を知らない状況になってしまいます。こうした状況を改善するため、正しい海の使い方を決め、「海に親しみやすい環境」「海について学びやすい環境」を作り、学びやすい環境を整える必要があります。そして学ぶ環境を整えるだけでなく、大村湾流域5市5町のひとりひとりに、大村湾について学ぶ意識を持ってもらうことが大切です。そのためには関心度が高く、人を惹きつける「食」をきっかけにすることが良いのではないか、という意見にまとまりました。
3回の会議を通して、「学びをベースに、食を通じて漁業・環境などの問題について知ってもらう」ことが、大村湾が目指すべき方針であるという結論に至りました。

【挙がった課題】
〈学びについて〉
・海の使い方(ルール)を知るすべがない、わからない
・海との付き合い方、向き合い方を学ぶ機会がない
・正しい知識を知らない(大村湾を「汚い」と思っている など)
・漁業や海の問題など、実態を理解していない

〈食について〉
・大村湾周辺で大村湾の海の幸を味わえる場所がない
・食文化の変化(魚を捌かない・捌けない、魚料理が敬遠される)

〈環境について〉
・貧酸素水塊+青潮が発生
・海底環境の悪化(海底環境を守るハゼ、カニ、エイなどが減少)
・砂浜が減少→自浄作用・生産力が低下
・温暖化よる高水温→結果的にナマコ、ワカメ、アマモが減少

〈漁業について〉
・漁業者の減少
・漁業の収益性が低く、専業漁業が成立しにくい
・他魚種・少量ゆえに流通が難しい
・漁業を体験する機会がない

〈観光について〉
・観光資源となる「食」がない
・観光スポット(大村湾沿岸の魅力・課題)が整理されていない

など




食べて!知って!大村湾を楽しもう!「大村湾にぎわいまつり」  

大村湾に親しみつつ、3回の会議で見えてきた課題を知ってもらうきっかけとして「大村湾にぎわいまつり」を開催しました。
会場内では、大村湾で獲れた魚の海鮮丼「大村湾丼」を150食限定で販売。イベントスタートに合わせて多くの来場者が列を作りました。また、大村湾に関わる店舗・大村湾流域地域で活躍する店舗など、多種多様な10店舗が出店する大村湾マルシェでは、大村湾で獲れた牡蠣を使用した牡蠣フライカレーや、大村湾産のイカを使用したイカ焼きなども販売。参加者は大村湾の海の幸の美味しさに感動した様子で笑顔で食事をしていました。また、大村湾パネル展も実施。大村湾の特徴や獲れる魚と時期、大村湾の課題などをわかりやすく伝えました。
さらに、ステージでは様々なイベントを実施し、会場を盛り上げました。11時30分からスタートした「大村湾クイズ大会」には100人ほどが参加し、全問正解を目指してクイズに挑みました。「大村湾の閉鎖度は5位。では大村湾の外側の海、佐世保湾の閉鎖度は何位?」「大村湾の最大水深は?」「大村湾の面積は?」など大村湾に関する問題を出題し、楽しく大村湾について知ってもらうことができました。また、午後からは「大村湾トークショー」を開催。大村湾の有識者であり、conferenceメンバーの松田孝成氏(大村湾漁業協同組合 組合長)、山口泰弘氏(水産学博士 元長崎大学副学長)、中村拓朗氏(プロダイバー兼水中系YouTuber)の3名が登壇し、大村湾の特徴や課題、魅力などについてトークを繰り広げました。最後には、中村氏が「大村湾はたくさんの生き物が暮らし、美味しい海産物もたくさんあります。ぜひ大村湾産の物を食べてみて、大村湾に親しみを持ってもらえたら嬉しいです」と話しました。また、松田氏は「海を利用するにはルールがありますが、ルールの中でできるだけ多くの人を受け入れて行きたいと思っています。大村湾でマリンスポーツをやりたいけれど、この場所は勝手に使っていいのか?など、大村湾に関する疑問や不安などなんでも相談してほしい」と話し、山口氏は「大村湾で獲れたものを食べて、大村湾に排泄物として返す。そうするとプランクトンの餌になり、大村湾が育っていきます。大村湾を身近なものだと思って、大村湾は自分で育てようと思ってほしい」と伝えました。参加者は大村湾の実状に興味を示し、真剣にトークを聞いていました。
イベントには1日で1,000人以上が来場しました。様々なコンテンツを通して、多くの参加者が大村湾に親しみ、大村湾の課題を知るきっかけになったイベントとなりました。



<団体概要>
団体名称 :一般社団法人大村湾ワンダーベイ
URL :https://wonderbayomurabay.uminohi.jp/
活動内容  :大村湾独自の特徴を活かしたイベントの開催
        県内自治体・企業・団体への「大村湾ワンダーベイプロジェクト」への参加要請







日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp







「大村湾ワンダーベイプロジェクト」
超閉鎖性海域であるが故に、周辺地域の生活環境が影響しやすい大村湾は、地域住民・企業・自治体がワンチームとなって取り組み、大村湾を大切に守る気持ちを育む必要があります。そこで、2023年度新たに立ち上がったのが「大村湾ワンダーベイプロジェクト」です。日本財団 海と日本プロジェクトの活動の一環として、豊かで美しい大村湾を守るために推進するプロジェクトです。

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