長崎・新大工町商店街近くの雑貨店「ざっかきらく」(長崎市桜馬場1、TEL 090-4350-9887)が5月、ジョーク雑貨「赤ちゃんがノッています」を発売した。
店主の堀切康子さんに開店を決意させたのは「こんなにかわいい雑貨本」というタイトルの1冊の本。紹介されている雑貨は全て福祉施設の人たちが手作りしたもので、その魅力に心を奪われた堀切さんは「支援員」として勤務していた市内の小学校を昨年3月で退職。さまざまなハプニングを乗り越えながら、同年5月に同店をオープンした。取り扱い品の多くは福祉施設で作った商品の中から堀切さんがセレクトしたもの。
新しく発売したのは福祉施設「そよ風の里」(平山町)が開発したジョーク雑貨「赤ちゃんがノッています」。
乳児を乗せた車に表示されている「赤ちゃんが乗っています」と、リズミカルな音楽に「赤ちゃんがノッています」という両方の意味を重ね合わせている。袖を広げた横幅はおよそ29センチ、縦の長さは24センチほどで、体制的に量産が難しいことや在庫リスクを最小限に抑えるため受注生産で受け付ける。
堀切さんは「車内からリアガラスに吸盤で貼り付けることができ、後続車からもよく見える。『あのTシャツ面白いね』と後続車の中で話題になることは間違いない。出産祝いとしても喜ばれる自信がある」と力を込める。
販売価格は550円。注文は電話または同店のフェイスブックページへのメッセージから受け付け、宅配便などによる発送にも応じる(別途送料が必要)。
営業時間は10時~17時。日曜・祝日定休(臨時休業などはフェイスブックページで告知する)。