長崎のカフェ「豆ちゃん」(長崎市東古川町、TEL 095-825-4455)で、トロンボーン奏者の柴田健一さんとピアニスト得田諭志さんが月1回開いているジャズライブが人気を呼んでいる。
トロンボーン奏者の柴田健一さん(右)とピアニスト得田諭志さん(左)
柴田さんと得田さんは、長崎を中心に活躍するプロのジャズ演奏者。1月30日に行われたライブでは、コーヒーの香りがする同店で、体を揺らしたり、手拍子を打ったりしてジャズを楽しむ観客の姿が見られた。
昨年6月から毎月行われているライブには、グループやカップル、個人客などが訪れ、カウンター席とテーブル席合わせて30人余りの客席が毎回ほぼ満席になるという。ジャズのスタンダードナンバーからボサノバやポップスまで、約40分の間に7曲ほどを演奏する。
「ジャズといえば夜のライブハウスや、お酒とタバコのイメージがあり、ジャズを聴きたくても来られない人がいると思った。そういう人に気軽にジャズを聴いてもらえる場所を作りたかった」と企画者の柴田さん。「参加した女性から、『子どもがいると夜出かけるのは難しい。貴重な機会なので今後も続けて欲しい』『子どもに生のジャズを聴かせられてうれしい』などの感想をもらった」とほほ笑む。
ライブは毎月不定期開催で、日曜の15時~15時40分。無料(要ドリンクオーダー)。予約不要。次回開催は2月13日。