長崎市在住の写真家・西澤律子さんが3月6日、長崎市立図書館研修室(長崎市興善町)で写真を撮る楽しさを教える「町歩きフォトワークショップ『撮り方のヒント』」を開いた。
当日は、西澤さんが考える写真の魅力、それを伝えるコツ、構図のヒントをレクチャーした後、町歩きフォトツアーを行い、作品を評価するフィードバックを行った。同日は大学生から社会人まで女性8人が参加。自分の子どもをかわいく撮りたい、写真の技術を学びたいなど参加目的はそれぞれ。
写真撮影の表現の幅を広げるコツを1時間ほど学んだ後、カメラを片手に中島川周辺のフォトツアーへ出発。散策している途中にあった生花店の店先やイラストが描かれた壁の前などに立ち止まり、その場でも西澤さんが撮影のコツを説明。当日は雨が降る中での撮影だったため、雨降り時の注意点やカメラの設定についても一人ひとりにアドバイスした。参加者は町中で見つけた被写体をしゃがみ込んで撮影したり、町の人たちに声をかけたりするなどして楽しみながら撮影。研修室に戻った後、参加者が撮った写真に西澤さんからフィードバックを行い、参加者は熱心にそのアドバイスに耳を傾けていた。
参加者の1人は「カメラは主人から借りてきた。雨が降っていてもとても楽しくて参加して良かった。今日習ったことを生かして子どもをかわいく撮りたい」と話していた。
今後のワークショップは3月11日・14日・16日・21日を予定(締め切り分を除く)。会場は長崎市立図書館で、時間は13時30分~16時30分。定員になり次第締め切る。詳しくは西澤さんのホームページで確認できる。