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長崎の小学生、駅前で長崎の魅力発信するマルシェ 学習の一環で

平和をテーマにしたクイズラリーへの参加を呼びかける児童ら

平和をテーマにしたクイズラリーへの参加を呼びかける児童ら

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 長崎大学付属小学校(長崎市昭和町)5年生児童約90人が2月13日、「長崎の魅力マルシェ」をJR長崎駅前多目的広場で行った。

手作りのプラバンストラップや缶バッジなどを配った

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 一昨年の春から取り組んでいる総合学習で長崎を盛り上げる活動に取り組んできた児童ら。長崎の魅力を「平和」「シュガーロード」「長崎伝統野菜」「シバヤギ」の4つのテーマに分かれて学習に取り組み、これまで長崎市役所前広場や浜町でイベントを行ってきた。

 3回目の開催となる当日は手作りのチラシなどを配りながらイベントをアピール。呼びかけに立ち止まった市民らに声をかけ、これまで学んできたことをクイズやゲームなどにして発表。手作りのプラバンストラップや缶バッジ、ステッカーなどを配った。

 このほか、長崎の魅力についてまとめた動画の上映や校内で飼育するシバヤギ2頭への餌やり体験を行い、長崎の魅力を発信。平和公園を訪れるため通りがかったという外国人観光客にも声をかけ、交流を楽しむ一幕もあった。

 平和をテーマに学んだ理由について、平和祈念像の横にした足の意味などをクイズラリーにして紹介した児童は「今年は原爆投下から80年の節目を迎える。原爆のことをもっと知ってもらいたいから」と話していた。

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