はしご酒イベント「長崎酒Bar甲子園 2025」が6月11日～13日、銅座エリアを中心に開催される。

　客足が遠のく梅雨時期の歓楽街ににぎわいを創出しようと、2017（平成29）年に始まった同イベント。今年は昭和100年に当たり、10回目となることから「激動の昭和100年の今年、復興を遂げ元気だった繁華街に戻すべく」をスローガンに掲げる。

　イベントには長崎の中心市街（浜町、鍛冶屋町、銅座町、思案橋）にある飲食店50店が参加。参加チケットを購入し、3日間で指定の5店と好きな参加店から5店の計10店を回り、1店につき1杯の酒と引き換える。

　今回は参加を50店に拡大。10店回った参加者を対象に、最終日にディズニーチケットなどが当たる抽選会も行う。抽選会場前にはキッチンカーも並び、イベントを盛り上げる。

　参加店の一つで、前回のチケット売り上げトップだったというカラオケバー「バグズグルーヴ」（長崎市油屋町）店主の片町佳代さんは「客足が遠のく梅雨時期の歓楽街ににぎわいを創出しようと始まったイベント。イベントを楽しんでもらえるよう、毎回新しい取り組みも行いながら続けてきた」と振り返り、「この機会に友人やカップルなど誘って、行ったことのない店にも立ち寄ってもらえたら」と参加を呼びかける。

　前回から公式サイトなどで行っているアンケートでは「参加店にとっても店の魅力を再発見するきっかけにもなっている」という。参加店側でもサービス向上に向けた機運が高まっていることから、「歓楽街を盛り上げるためにも協力してもらえれば」と片町さんは呼びかける。

　開催時間は19時～24時。参加チケットは4,000円。参加各店で販売している。