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長崎で写真家・斎藤巧一郎さんが写真教室 アートとして楽しむきっかけに

参加を呼びかける下釜さん

参加を呼びかける下釜さん

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 写真家・斎藤巧一郎さんによる「楽しい写真教室」が7月20日、長崎市民会館(長崎市魚の町)で開催される。主催は長崎県美術協会写真部。

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 斎藤さんは広告写真を中心に雑誌や新聞などの撮影に携わる写真家。写真専門学校の講師のほか、ライカやオリンパスなどカメラメーカーの講師も務め、写真文化を広める活動にも精力的に取り組んでいる。旅や食などを題材にこれまで50カ国以上を訪れ、写真展も開いてきた。

 長崎県美術協会の人材育成事業の一環で行う同イベントは今年で3回目。同協会会員で県展の実行委員も務める平山順一郎さんが斎藤さんと親交があったことから、「カメラに興味がある初学者に写真に興味を持ってもらうと同時に、撮影を楽しんでいる人に技術向上のきっかけになってほしい」と、毎年行っているセミナーに一昨年から講師を依頼。中高生から80代まで幅広い世代が参加し、好評だったことから今年も開催が決まったという。

 教室では講評を希望する参加者が1人5点以内で作品を持ち寄り、斎藤さんが講評するほか、アートとしての写真や最新機材のトレンドなど撮影に関するトークを予定する。

 同協会の下釜和生さんは「デジタルカメラやスマホが普及して誰でも手軽に写真を楽しめるようになったが、プリントして作品にする人は減っている。プロの写真家のセミナーを通して、アートとして写真を楽しむきっかけにもしてもらえれば」と期待を込める。

 開催時間は13時~17時。参加無料。講評希望者は事前に連絡した上で、USBメモリーに保存して持参する。

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