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長崎・畝刈町に洋菓子店「アトリエミミ」 花丘町から移転リニューアル

来店を呼びかける森永さん

来店を呼びかける森永さん

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 パティスリー「Atelier Mimi(アトリエミミ)」(長崎市畝刈町)が10月21日にオープンした。

人気というタルトやクレームブリュレ

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 「かけがえのない日常にお菓子という幸せを」をテーマにケーキや焼き菓子などを販売・提供する同店は、長崎市北部の住吉エリアで8月31日まで37年間営業してきた「洋菓子工房」が移転リニューアルしたもの。パティシエとして菓子作りを手伝う2人の娘を中心に家族で店を切り盛りしてきた店主の森永強さん。家族の希望もあり、年齢を考えて自宅から近い場所への移転を決めた。店名には「菓子と店を通して、かわいくてたまらない赤ちゃんにほほ笑みかけるときのような、優しい温かい気持ちになってもらえますように」という思いを込める。

 新店舗では半個室のイートインスペースを併設。ショーケースに並ぶシャインマスカットや栗、蜜芋など旬の食材を使ったタルトや注文を受けてからキャラメリゼして仕上げる「クレームブリュレ」(540円)、「いちごショートケーキ」(490円)などのケーキを「コーヒー」「紅茶アールグレイ」「イタリアンソーダ」(以上500円)などのドリンクメニューとともに提供する。焼き菓子にも力を入れ、進物用のギフトセットのほか、「ハロウィンバスケット」(2,400円)など季節に応じた詰め合わせなども用意する。

 「移転したことで店が広くなり、イートインスペースを設けることができた」と話す森永さん。「なじみの客だけでなく、開店に向けた工事中に近隣の人から『何ができるの?』『楽しみ』と声をかけてもらい、立ち寄ってもらっている。イートインスペースも人が集まるにぎわいの場にできれば」と意気込む。創業時から使うオーブンで菓子を焼く次女の真美さんは「純生クリームを使うなど食材にもこだわっている。もうすぐ旬を迎えるイチゴなど地元特産のフルーツを使ったケーキなども提供していきたい」と話す。

 営業時間は10時~18時(カフェは11時~17時30分)。日曜・月曜定休。

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