長崎国際観光コンベンション協会は6月24日、8月から始まる夜景観賞定期観光バスツアーでガイドを務める市民ボランティアの実地研修を行った。
「ぐるっと長崎夜景バスツアー」と名付けられた同ツアーは、8月・9月・11月の3カ月間、長崎駅前の定期観光バス乗り場から毎日運行する予定。10月は稲佐山山頂へ向かうロープウエーのゴンドラ改修工事が行わるため運行されない。
ボランティアに応募した老若男女44人は交通会館ビル(長崎市大黒町)で座学研修を受けた後、実際の出発時刻と同じ19時、長崎駅前の観光バスのりばからバスに乗って実地研修に出発。参加者は配られた台本を熱心に読みながら真剣に研修を受けた。
長崎国際観光コンベンション協会さるく事業課長の森下浩昭さんは「長崎の観光資源として夜景にあらためてスポットを当てた。長崎に住んでいるとあまり気が付かないが、長崎の夜景は本当に素晴らしい。長崎夜景ナビゲーターとして大いに活躍していただきたい」と話す。
ツアーは長崎駅を出発した後、ココウォーク長崎で下車して同施設内の観覧車からの夜景を楽しみ、淵神社駅から長崎ロープウェイで稲佐山山頂へ。稲佐山山頂展望台から夜景を満喫した後、バスで女神大橋へ向かい、女神大橋の幻想的な姿や長崎港の夜景を鑑賞して長崎駅へ戻る約3時間のコースを巡る。
バスは8月・9月・11月の毎日19時(11月は18時)、長崎駅前定期観光バスのりばを出発。料金は大人=2,500円、中高生=2,100円、小学生=1,600円、小学生未満=500円。小学生未満は保護者1人につき1人無料。観覧車やロープウエーの乗車料金を含む。問い合わせは長崎バス観光(TEL 095-856-5700)まで。