インド料理店のミラン長崎アミュプラザ店(長崎市尾上町、TEL 095-808-1582)が、7月オープン5周年を記念として店内新聞「ミラン新聞」を発行する。
サイズはA4版で、両面プリント。紙面では2006年7月にオープンした同店に最初やって来たインド人スタッフが全く日本語が話せず、日本人スタッフも全く言葉が通じない状態だったことを紹介。その後、身ぶり手ぶりのコミュニケーション術が長(た)けていき、少々のことはジェスチャーで通じるようになったという。
厨房スタッフのカンデルさんは「長崎に来て1週間もたたないころ、ナンをこねるときに砂糖と味の素を間違えて小麦粉25キロをゴミにしてしまった」という失敗談を、マティラルさんはタンドール(ナンを焼く機械)が熱かったのか、ナンが5枚も真っ黒になったことなどを披露。ほかにもエピソードを満載し、今では笑い話ながら開店当初のスタッフの奮闘ぶりが垣間見える内容となっている。
緒方店長は「私も大変忙しい時に食後のコーヒーを運んでテーブルに置いたら中身が入っていないことに気付いた。お客さまも苦笑いされたが、思わず『見ました?』と冗談を言って取り換えた」と笑う。
7月1日~3日には5周年感謝祭を予定しており、期間中のランチタイムにはAランチを500円で提供するほか、1,000円以上の食事利用で空くじなしの福引などを用意する。
営業時間は11時~22時。