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長崎で長谷川集平さん絵本原画展-ソフビ「トリゴラス人形」販売も

ロングセラー絵本「トリゴラス」と32年ぶりに発表された続編「トリゴラスの逆襲」

ロングセラー絵本「トリゴラス」と32年ぶりに発表された続編「トリゴラスの逆襲」

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 長崎在住の絵本作家・長谷川集平さんの絵本原画展が現在、祈りの丘絵本美術館(長崎市南山手、TEL 095-828-0716)で開催されている。

「トリゴラスの逆襲」の原画が並ぶ会場の様子

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 1978(昭和62)年に発表されたロングセラー絵本「トリゴラス」の原画と2010年12月に発表された続編「トリゴラスの逆襲」、2009年発表の「大きな大きな船」の原画42点を展示。「トリゴラス」の原画については、32年前に絵本を制作した際に印刷所へ色を指定した内容も含めて展示している。

 同展に合わせて用意した、マーミット製ソフトビニール「トリゴラス人形」も限定販売する。東京など県外からの問い合わせも多いという。

 9月25日、10月9日は14時から長谷川さんのギャラリートークも開催。9月4日の同トークでは「トリゴラス」の出版経緯、絵本制作のエピソードが披露されたほか、ミニライブ、サイン会も行われた。

 同書は発表から32年たった今でも男の子を中心に人気を集めている絵本で、少年が想像する怪獣「トリゴラス」が夜の都市の上空を飛んで街で暴れ、“かおるちゃん”をさらって夜の町へ消えていくストーリー。32年ぶりに発表された続編では、“かおるちゃん”のその後が描かれ、少年も少し成長している。

 来場者のほとんどは観光客だが、今回は長谷川さんの昔からのファンだという男性の姿も多いという。「普段と違う客層が来場している」と同館スタッフ。

 開館時間は10時~17時30分。月曜休館。観覧料は、一般・大学生300円、小中高生200円。10月23日まで。 

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