長崎に「萌えみこ」おみくじ自販機-駐車場経営者が発案・設置

萌えみこが占うおみくじ自販機を開発した西津さん

萌えみこが占うおみくじ自販機を開発した西津さん

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 長崎中通の一角にあるコインパーキング「龍馬駐車場」(長崎市麹屋町、TEL 095-825-3439)横に5月、「萌えみこが占う笑えるおみくじ自販機」が設置された。

笑える内容のおみくじがいっぱい

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 自販機で販売するおみくじの種類は、婚勝つおみくじ、萌えおみくじ、ダイエットおみくじ、オカマおみくじ、フェチおみくじ、ドSおみくじ、ハゲおみくじの7種類。おみくじと一緒にみこキャラクターカードとパワーストーンストラップを同封する。

 自販機にはそれぞれのおみくじの種類ごとに、みこのアニメキャラクターがディスプレーされ、自販機を眺める楽しみと、おみくじを選ぶ楽しみがある。自販機横には、おみくじの内容をPRするアニメーションやBGMを流す小型ディスプレー、おみくじが入っている小箱を回収する赤いポストをそれぞれ設置し、自販機横を通る人の注目も集める。

 同自販機を開発したのは、コインパーキングの経営者西津健三さん。今年3月末ごろに中古自販機を購入した際にひらめいたアイデアが「みこおみくじ」だったという。

 自販機を設置している近くにある光源寺(伊良林)には、「飴屋の幽霊」という民話があり、その話の中に出てくる幽霊井戸は同自販機の目の前にある。現在は埋め戻されているため井戸を見ることはできないが、現在も毎日お供えの塩が置かれているという。

 「飴屋の幽霊が眠る天国に仕えるみこたちが時空を超えて現代にタイムスリップしたら面白いかもと考えた。観光客に地元の民話を伝えるとともに、地元にも笑いを提供できる自販機ができると思った」と西津さん。

 おみくじの内容は「フェチミクジィ『凶』人の不幸フェチ」「ゲーハーミクジィ『大吉』毛根大活性!アフロだってOK!」など笑える内容。パーティーグッズなど余興用に購入する人もいる」という。

 料金は1個100円。子どもみくじ60円、各種祈願ストラップ(250円~)も販売する。

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