長崎港に隣接する「出島ワーフ」（長崎市出島町）で11月30日、5店舗合同による「出島ワーフバルパーティー」が開かれる。同実行委員会と「長崎コン実行委員会」との共催。

「アティック」前のテラス

　同所では毎年11月末、目の前のヨットハーバーでイルミネーション点灯式が行われており今年で9回目を迎える。毎年たくさんのヨットやボートが色鮮やかなイルミネーションで飾られ、この時期の風物詩となっている。

　参加店の一つで、県外からの利用客も多いカフェレストラン「アティック」の野田信治店長は「風物詩としては認知されたが、ただイルミネーションを見るだけではいまひとつ盛り上がりに欠ける。せっかくやるなら何か一緒にできないかと、いろいろな人に知恵を借りた」ところ、同イベントのアイデアが持ち上がった。

　「現在までに300人ほどが申し込んでいる。だが、せっかくなので500人くらいの人にここを埋め尽くしてもらいたい」と意気込む。参加するのは「アティック」「レッドランタン紅灯記」「R-10」「西洋亭」「サルターレ」の5店舗。事前にウェブでチケットを購入した参加者にはイベント当日、8枚つづりのチケットを渡す。チケットはいずれの参加店でも使え、1枚につきドリンクまたはフード1品と交換できる。複数の店舗をはしごしながらの食事も楽しめる。

　17時30分に開場した後、18時からイベント開始。全員による一斉乾杯を18時30分に、恒例のイルミネーション点灯式を19時30分に、それぞれ予定。点灯式後の会場一帯は昔懐かしい「ディスコ」に変身。元「マハラジャ」で活躍したDJメンバーが一夜限りのDJを務め、80年代を彷彿（ほうふつ）とさせる演出を行うという。

　長崎コン実行委員会の下川卓郎さんは「チケットのお得な使い方は、1人で2～3品食べるよりも2～3人で料理を持ち寄ってシェアすると6～9品ほど楽しめる。合コンイベントも企画しているので、ディスコ世代の方も、そうでない方もぜひ楽しんでいただければ」と参加を呼び掛ける。

　チケットは5,000円（8枚つづり）。「長崎コン」のホームページと参加各店で扱う。