長崎港近くの遊歩道を利用して雑貨店やカフェなどが出店するイベント「元船ナチュラル・マーケット」が4月27日、開催される。
会場となる長さ60メートルほどの短い遊歩道は、国鉄の貨物線として利用されていた跡地で、水路を挟んだ対岸には名残のレールや列車の車輪のモニュメントが置かれている。遊歩道は現在、長崎市が管轄。遊歩道沿いのハワイアン雑貨店「マカ・ナチュラリー」(長崎市元船町、TEL 095-895-7290)を営む矢倉和美さんの呼び掛けで「元船町遊歩道活性化実行委員会」が立ち上げられ、2012年10月に第1回を開いた。
10店舗ほどで始まった同イベントは昨年4月の「長崎帆船まつり」に合わせて第2回を、9月に第3回を開き、昨年12月には「あったかいよ」とテーマを設けて4回目を開いた。回を追うごとに口コミで参加者が増え、恒例行事となっている。
「帆船まつり」初日に当たる今回は5回目の開催。まつりの会場にも近く、昨年も同会場からの流れで訪れた参加者も多かった。参加店はおよそ20店。同イベントの情報を発信するフェイスブックページも用意する。
開催時間は10時~16時。問い合わせは同店まで。