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長崎出身の写真家・西澤律子さんが初の個展「あかるいほうへ」

案内状の写真。アラスカの大地を歩く2歳の少女を撮影したもの

案内状の写真。アラスカの大地を歩く2歳の少女を撮影したもの

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 長崎出身でバンクーバー在住の写真家、西澤律子さんの個展「あかるいほうへ」が11月20日から、「ギャラリー ヘキサ」(長崎市目覚町、TEL 095-843-3123)で開催される。

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 西澤さんは長崎生まれの長崎育ち。長崎の短大を卒業後、県内の公立中学校で英語教師として勤務していた。2005年、41歳のときに教員を辞職し、カナダのバンクーバーに移住して写真や文筆活動を開始。航空会社の機内誌や旅行情報誌、語学雑誌などに写真と一体になった記事を提供してきた。先月からは長崎くんちの撮影を皮切りに、活動拠点を故郷長崎にも置いた。

 個展「あかるいほうへ」のタイトルは金子みすずの詩からの引用。自分自身の生き方や個展に対する思いを表現する言葉を探していて、この言葉に行き着いたという。

 「金子みすずは大正末期から昭和にかけて活躍した童謡詩人。26歳で自らこの世を去るまで壮絶な人生を歩き、しかもあの時代に『みんなちがってみんないい』という詩を残した。どこかの誰かが少しでも明るい気持ちになれるものを写真で表現できたらうれしい」と西澤さん。

 開場時間は11時~19時(20日のみ12時~)。入場無料。今月28日まで。

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