長崎市在住のジャズピアニスト小國雅香さんの新曲「eternal・お龍へ」のダウンロード販売が11月24日、iTunes Storeで始まった。
NHK長崎放送局の公開ラジオ番組のために書き下ろした同曲。激動の時代を生きた坂本龍馬の妻・お龍をイメージして、小國さんが作曲・編曲した。10月2日NHK長崎放送局のスタジオで演奏された新曲が九州一円に流れると、放送終了後リスナーから問い合わせが相次ぎ反響を呼んだ。さらに、11月3日に開催したコンサートで新曲を演奏した際は、会場内のCD売り場に「お龍さんの曲が欲しい」と客が押し寄せる事態に。反響の大きさに驚き、急きょレコーディングを行い新曲リリースの運びとなった。
「龍馬との愛を貫こうとしたお龍さんの一途さと、激動の時代を生きた女性の強さと脆さをメロディーにしたかった。この曲は頑張って生きている現代の女性すべてに捧げたい」と小國さん。
小國さんは関東を中心にライブハウスやイベントなどの演奏活動を経て、2001年より長崎に拠点を移し、現在は九州を中心に全国で活動しているジャズピアニスト。長崎のテレビ番組のオープニング曲やCM、長崎ランタンフェスティバルのイメージ曲なども手がける。
価格は150円。