浜屋百貨店(長崎市浜町)が10月30日、ハロウィーン向けのメイク体験コーナーを店頭に設置し、多くの人が本格的なゾンビメイクやラメアートを楽しんだ。
当日は市内中心部で複数のハロウィーン関連イベントが開かれており、浜町アーケード周辺は大勢の仮装した若者や親子連れで終日にぎわった。
浜屋百貨店ではアーケード側の店頭に「スペシャルメイク体験」コーナーを設置。「リアル鬼ごっこ」「心霊病棟」「渋谷怪談」などの映画作品で、鬼のマスク造形美術や特殊メイクを担当した「お化け屋敷のスペシャリスト」マイケルティー・ヤマグチさんによる「ゾンビメイク体験」や、ラメアーティストらによるラメアート体験が行われた。
子どもがマイケルティーさんにゾンビメイクを受けている間、保護者らはその様子をスマホでパチリ。メイクが完成に近づくと、「リアル過ぎて凄い」と歓声を上げたり、笑ったりしながら家族全員で楽しんでいた。マイケルティーさんの指導を受けたラメアーティストが、自分の腕に作ったティッシュペーパーを使った「傷口」を通行人に見せながら体験を呼び掛けると、多くの人が近づいて「本物みたい」と驚いていた。マイケルティーさんは同会場以外にも、アーケード内の特設ステージ上でゾンビメイク実演を披露した。
浜屋百貨店営業本部の木須克也副本部長は、「長崎でもハロウィーンの規模は年々拡大している。多くの方にスペシャルメイク体験を楽しんでいただき、とてもうれしい」とほほ笑む。