長崎電気軌道が赤迫発蛍茶屋行き「3号系統」運行再開 

事故現場付近を通過する蛍茶屋行き電車

事故現場付近を通過する蛍茶屋行き電車

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 長崎電気軌道(長崎市大橋町)は2月29日、脱線事故の原因調査のため運休していた路線を一部運行再開した。

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 昨年10月11日、公会堂前電停付近の右カーブで蛍茶屋発赤迫行き電車が脱線事故を起こし、国土交通省運輸安全委員会と同社による調査が進められている。同社は2月23日、事故原因と再発防止策をとりまとめた報告書を九州運輸局に提出し、ホームページ上でも脱線事故に関する説明資料(PDF)を公開した。

 同社は赤迫発蛍茶屋行き(3号系統)の通常運行(日中8分間隔)を2月29日の始発便から再開。同系統の蛍茶屋発赤迫行きは「2号系統」(西浜町、築町、大波止経由)で代替運行する。朝夕のラッシュ時間帯(7時30分~9時=12便、16時30分~18時30分=16便)の混雑に対応するため、公会堂前電停から赤迫行き(3号系統)臨時便を3月7日から運行。同臨時便には蛍茶屋発の各系統から公会堂前で乗り継ぎできるため、通勤客の利便性が一部回復する。

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