長崎放送・村山仁志アナが新作小説「アゲイン」刊行 

「アゲイン ~私と死神の300日~」

「アゲイン ~私と死神の300日~」

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 NBC・長崎放送の現役アナウンサーで小説家の村山仁志さん(47)が12月1日、新作小説「アゲイン ~私と死神の300日~」(TOブックス刊)を刊行した。

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 村山さんは1968(昭和43)年長崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業後、1992年に長崎放送(NBC)に入社した。在学中は「ミュージカル研究会」に所属。演劇の脚本や演出を手掛けていた才能を生かしてNBCラジオの番組内寸劇「お茶の間劇場」の筋書きを書いていた。軽快なトークには定評があり、2011年にはJNN系列の優秀なアナウンサーに贈られるアノンシスト賞「ラジオフリートーク部門最優秀賞」を受賞している。アノンシストとは国際補助語「エスペラント」でアナウンサーを意味する。得意技は似顔絵。児童文学作家の村山早紀さんは実姉に当たる。

 2009年、小説「パラダイスロスト」が「第1回メガミノベル大賞」で金賞を受賞。三井雷太のペンネームで学習研究社から同名書籍が商業出版されて小説家デビューを果たす。2014年は「午前0時のラジオ局」、今年は「夏服少女からの伝言 午前0時のラジオ局」「星空のオンエア 午前0時のラジオ局」(以上、PHP文芸文庫刊)を発表。本作も含め、これまでに5作品を刊行しており、いずれの作風もファンタジーの要素が強い。

 「アゲイン」は真夏の夕暮れに起こる交通事故のシーンから始まる。主人公の女性が目覚めると「自分はすでに死んでいる。どこの誰かさえも分からない」という状態。さらに冷酷無比な死神から「お前の魂が消滅するまで、あと300日」と宣告される。「何も分からないまま消滅したくない」主人公が、仕事や家族、恋人など「これまでの人生を取り戻す孤独な旅」に出掛ける。主人公の「失いかけている人生への強い思い」がやがて奇跡を起こす物語。

 村山さんは「2009年に新人賞をもらってデビューした後、5年間も本を出せなかったことを思うと、今年は思いがけず3冊の小説が出版できたことは夢のようだ。まさに、新刊『アゲイン』の帯にある通り『あきらめなくてよかった』と思う。皆さまに感謝」と振り返る。

 文庫サイズ、316ページ。価格は670円(税別)。

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