長崎市立図書館(長崎市興善町)で12月7日、「小規模事業者のための補助金セミナー」が開かれる。主催は好奇心カレッジ。
同セミナーでは、小規模事業者が顧客の新規開拓や販路拡大に使う経費などを補助する「小規模事業者持続化補助金」制度の利用拡大を目指す。同制度は、経営計画を基に実施する販路開拓などの取り組みに対し、採択された事業者には原則50万円を上限に補助金が支払われる(補助率=3分の2)もの。卸売業・小売業の場合は常時使用する従業員数が5人以下など、業種ごとに基準が定められている小規模事業者に対象が限られる。
同カレッジ代表の永田愛さんは「制度の存在自体を知らない小規模事業者も少なくない。知らない人はぜひ聞いてほしい」と呼び掛ける。制度の概要説明、活用法や採択されるコツなどを紹介するほか、事業に応用できるプロモーションなどについて約90分のセミナーの後、希望者を対象に個別相談会を行う
セミナーは2部制。昼の部は13時30分開場、14時開演、夜の部は18時開場、18時30分開演。参加費は1,000円。定員は各回10人。12月14日は佐世保市で開催される。