長崎県地域猫活動連絡協議会が11月、チャリティーカレンダー「ながさきの地域ねこ」2017年版の販売を開始した。
「地域猫」とは、飼い猫でも野良猫でもなく、「特定の飼い主はいないが複数の住民やボランティア団体により定期的に餌を与えられ、排せつを含む清掃と不妊手術が施されている猫」と定義され、管理された適切な環境下の屋外で生活する猫をいう。
同協議会は、長崎県内で地域猫活動に取り組むグループと、それをサポートするボランティア団体、行政機関、獣医師、獣医師会などが連携・協力を図るため2010年5月に発足した。同年10月にチャリティーカレンダーが初めて作成され、必要経費などを除いた収益金は全額「不妊化手術助成費」に充てられている。今年9月末現在で通算144匹が助成を受けており、対象となった猫の詳細は協議会のホームページで確認できる。
今年で7年目となるチャリティーカレンダーは、B5サイズ・見開き「壁掛けタイプ」と、B6サイズ・紙リング綴じ「卓上タイプ」の2種類。卓上タイプはすでに完売している。
壁掛けタイプは、毎月変わる猫の写真(B5サイズ)の下に、見開きで同サイズのカレンダーを配置。カレンダーには毎月「猫に由来する記念日」が1日分だけ掲載されている。
販売価格は1,000円(送料込み)。同協議会のネットショップで取り扱う。