長崎ブリックホール国際会議場(長崎市茂里町)で8月20日、東日本大震災復興支援チャリティーイベント「長崎ハッピーフェスティバル」が開催される。
同イベントは、震災から3カ月後の2011年6月、諫早市在住の心理カウンセラー・濱田真理子さんと、長崎市在住のメンタルコーチ・大津真美さんが「自分たちでできる復興支援がしたい」と呼び掛けたのがきっかけ。その後、2012年1月、同年8月、2014年1月、同年11月、2016年4月に開き、今回で7回目となる。
来場者は入場料500円を払い、会場内にある店の商品を購入したり、サービスを受けたりできる。入場料500円と任意の寄付金は東北の復興支援義援金として関連団体などに全額寄付する。出店ブースはカフェや弁当販売のほか、ハンドメード雑貨、消しゴムはんこなどの物品販売、ストレスチェック、ヒーリング、レイキ、アートワーク体験など多岐にわたる。
14時10分~15時には全ブースを停止。大学生による復興支援団体「長崎Sip-S」が被災地の現状リポートを行い、震災発生時刻14時46分に全員で黙とうをささげる。
濱田さんは「大震災から6年半経過し、私たちの記憶から風化しつつある。熊本地震には東北からも支援があった。この機会に、ぜひ会場に足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は12時~20時。