長崎・清水寺近くにある「ときを紡ぐ町家Nui(ぬい)」(長崎市高平町)で10月27日・28日、「まちやマルシェ」が開かれる。
同イベントは和風に特化した小さなフリーマーケット。主催するAthena brand collectionの船場きょうこさんは、「着物好きの友人が集まると、『着物の好みが変わり、不要な着物がたくさんある』『もらった着物があるがサイズが合わない』などの話題がよく出る。ならば、みんなで持ち寄れば着物フリマができる」と思い立った。これまで開いた着物フリマは毎回多くの人でにぎわった。初めて町家で開催する今回は、リサイクル着物に加えてハンドメード作品もそろえる。
船場さんは「着物好きによる着物好きのためのマルシェらしく、着物に合うアクセサリーやバッグ、古い着物の生地から作る洋服など、出品者は和にこだわったハンドメード作家ばかり」と話す。「メンバーに現役の着付け師や着物教室の講師がいるので、希望者には着付けやコーディネートのレクチャーもしたい」とも。
開催時間は11時~16時。入場無料。両日とも14時から「絶対カンタン誰でもできちゃう、半巾(はんはば)帯結びのワークショップ」を行う。