レンタルルーム「りぼん」(長崎市万屋町)で11月5日、「ボールジャグリング教室」が開かれる。
講師の大橋昂汰(こうた)さんとジャグリングとの出合いは小学6年生の時。「劇団公演の1週間前に行われた体験学習で、パントマイムより面白そうだという理由でジャグリングを選択した。その後は続かなかった」と振り返る。中学2年生の時、ジャグリングの動画を見たことをきっかけに少しずつのめり込み、3年生の時、同級生とともにジャグリング動画を作った。高校進学後は、昼休みの体育館使用許可を取って練習を重ねた。
2011年、長崎大学ジャグリングサークルのOBから「ジャパン・ジャグリング・フェスティバル」(JJF、日本ジャグリング協会主催)に誘われ初参加。JJFは3日制のイベントで、「チャンピオンシップ」「ゲストステージ」などが行われる。高校2年生になった2回目のJJF参加(2012年)時、特に優れた技術を持つ人に贈られる「夏目杯」を受賞。海外から招かれたゲストジャグラーからも称賛を受けたという。その後、東京のジャグリングカンパニーから声が掛かり、大橋さんは「せっかくのチャンス」と高校を3年生で退学し、プロのジャグラーとして全国のステージで活躍している。
大橋さんによると、初心者には今回の教室で3つの技を伝授するという。「少しジャグリングが出来る人には技の数を増やしたり、レベルに合わせて新しい技を教えたりする」とも。
大橋さんは「わずか1時間だが、クラスで注目されたい中高生にも、宴会芸が欲しい大人にも役立つ内容。気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は13時~14時。受講資格は小学生以上。参加費は2,000円(ボール代含む)。