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「スープちゃんぽん」販売開始-大村のちゃんぽん麺メーカーが商品化

カップで気軽に食べられる。スープちゃんぽん、ちゃんぽん味。

カップで気軽に食べられる。スープちゃんぽん、ちゃんぽん味。

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 長崎のちゃんぽんメーカー「狩野ジャパン」(大村市)が2月3日、カフェ感覚で気軽に食べられる「スープちゃんぽん」のテスト販売を長崎ランタンフェスティバル(長崎市銅座町)同社直売店で始めた。

赤いハートがデザインされたパッケージに入った「スープちゃんぽん」

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 フリーズドライ製法された「スープちゃんぽん」をカップに入れ、お湯を注いでよくかき混ぜて飲む新しいスタイルの長崎ちゃんぽん。スープ用に独自に開発されたちゃんぽん麺が特徴。1箱に、ちゃんぽん味、コーン味、トマト味の3種類が入っており、同フェス期間中は、いずれか1種類を店頭で選んで食べることができる。

 ちゃんぽん味は、野菜、魚介類が凝縮された、「コクがありながら後味があっさりした」スープ。コーン味は、スイートコーンとミルクが入った少し甘めのスープ。トマト味は、タマネギの甘みとトマトのうま味が麺になじみ、口当たりがマイルドなスープになっている。

 同社営業本部課長の狩野一也さんが、昨年の同フェスのころにアイデアを思いつき、1年がかりで商品化した。最初にちゃんぽん味を完成させ、女性社員の意見を聞きコーン味やトマト味を追加。今回のセットには含まれていないが、和風味なども考えたという。パッケージにもこだわり、細長く赤い箱に光の加減でハートマークが見える凝ったデザインに仕上げた。

 「スープちゃんぽんというジャンルは今までなかった。飲むという感覚で楽しめるのがポイント。フリーズドライで軽く、賞味期限も長いので土産やプレゼントにもいい」と自信をみせる狩野さん。

 1箱3種類入り630円。同フェス期間中(2月17日まで)は1種類1カップ100円で販売。

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