長崎を拠点に活躍するミュージシャン・マンボ稲松さんが5月20日、NBCビデオホール(長崎市上町)で音楽デビュー50周年記念ライブを開く。
1952(昭和27)年、長崎市生まれの稲松さんは12歳の時に姉の影響で音楽の魅力に目覚めたという。「姉はなぜかベンチャーズに夢中だった。隣に住んでいた姉の友人も加わって、家の中はいつも音楽があふれていた。とてもかっこいいと思った」と稲松さん。
稲松さんは14歳から本格的に音楽に熱中し、プロのボーカリスト・キーボード奏者として活躍する現在まで一貫して音楽に関わってきたという。「夢中でやっていたら50年たっていた。それなのに一度も自分のCDを作ったことがない」と気付いた稲松さんは現在、初めてとなるオリジナルアルバムCDを製作している。
記念ライブには長崎で活躍するミュージシャンの長崎ランチャーズ、ごつうゆかさん、Cozueさんのほか、東京から上奥まいこさん、渡辺かおるさんがゲスト出演する。
稲松さんは「今回のライブもCD製作も多くの人の支援で実現した。海外からも音楽仲間が来てくれるのが本当にうれしい。これからも音楽の楽しさを届けたい」と力を込める。
13時30分開場、14時開演。入場料は3,000円。問い合わせはフォーク酒場1970(TEL 095-895-9603、20時~24時)まで。