4月7日、焙煎(ばいせん)コーヒーや野菜を中心とした地元産のオーガニック食材にこだわったカレーなどを提供するカフェ「GARDEN COFFEE(ガーデンコーヒー)」(長崎市玉園町)がオープンした。
店主の林田英子(ふさこ)さんは元々、川口町にある浦上百貨センター内でサンドイッチ専門店を経営していたが、イートインのある店にしたいと物件を探していたところ、居抜きで利用できる同物件を見つけ移転を即決したという。
店の入り口にはハーブや観葉植物を並べ、店内にはコーヒーの香りが漂う。「体にいいものを食べて体の中からきれいになり体が喜ぶ」ことをテーマにしたメニューをそろえる。
看板メニューとなっているスパイシーチキンカレー(850円)は、島原のばってん鶏と長崎の野菜を使い、ココナツミルクで仕上げたスリランカ風。インドやスリランカから取り寄せたスパイスを使い、小麦粉やバターを使わない調理法を用いている。ほかにも、長崎では出荷されていない諫早市永田町にある西口農園の甘みのあるトマトと大豆カレーなどを使う。
コーヒーは店内で焙煎し、ジンジャーやシナモンなどカレーと同様インドやスリランカから取り寄せたスパイスをトッピングしたスパイシーカフェオレ「カフェオレ・デ・オージャ」(650円)も提供している。
店名は、街なかで働く人たちにホッと一息ついて安らいでもらえる庭(ガーデン)のような場所にしたという思いから名付けたという。林田さんは「お客さまに緑や庭で食事をしているような気分で安らぎくつろいでほしい」とほほ笑む。今後は店をイベントやコミュニティーの場として提供することも考えているという。
営業時間は11時~16時(土曜は15時まで)。日曜定休。