長崎の飲食店25店舗が合同で10月1日、「コーヒースイーツフェスタ」を始めた。
フェイスブックページ「長崎カフェ&スイーツ」を運営する「イタリアンレストラン ムッジーナ」(長崎市鍛冶屋町)が中心となり、長崎で採れる旬の果物などを使ってシーズンごとに開いている。今回は「Delicious Restaurant Attic」(出島町)のオーナーバリスタ、野田信治さんがコーヒーにちなんだスイーツをテーマに開きたいと提案し実現した。
「長崎は日本におけるコーヒー伝来地。バリスタということもあり、かねてコーヒーをテーマにしたスイーツイベントを開催したかった」と野田さん。長崎に4店舗を構えるが、今回は出島ワーフ内にある「Attic」でエスプレッソを使ったデザートピザを企画している。
カフェのほか、パティスリーやレストラン、まんじゅう店や和食店など幅広いジャンルの飲食店が参加。期間中、参加店舗でテーマに沿って工夫をこらした限定メニューを提供する。
野田さんは「毎回それぞれの専門分野を生かした調理法や手法など店舗ごとに個性があり、提供する側にとっても勉強する機会になっている。ジャンルの垣根を超えて飲食店同士が切磋琢磨(せっさたくま)する機会にもなっている」と話す。
各店の提供メニューは数量限定で、無くなり次第終了。今月14日まで。