「チームラボ 学ぶ未来の遊園地」が7月13日から、長崎歴史文化博物館(長崎市立山)で開催される。
チームラボはアーティスト、プログラマー、エンジニア、CGアニメーター、数学者、建築家など、さまざまな分野のスペシャリストで構成されたアート集団。今回のイベントは「共同的な創造性、共創(きょうそう)」をコンセプトとして「グラフィティネイチャー 山と谷」「すべって育てる!フルーツ畑」「お絵かき水族館、まだ かみさまが いたるところにいたころの ものがたり」「小人が住まうテーブル」などを展示する。
プロジェクションマッピングで床に映し出された映像に触ることで変化するなど、見るだけではなく体感できるのが特徴。展示スペースに準備されたクラゲ、イカ、カメなどのイラストにクレヨンなどで塗り絵をし、スキャンすることで展示物の中に自分の絵を反映させることもできる。
長崎会場では九州で唯一、会場で描いたイラストをTシャツやトートバッグに印刷できる。担当するアート・ワンの一ノ瀬由加さんは「印刷に使っているインクは赤ちゃんの肌にもやさしい環境に配慮したもの。会場で映し出されたイラストを思い出にし、形に残してほしい」と話す。
開館時間は10時~20時。7月16日休館。入館料は、大人=1,300円、中高生=1,100円、子ども(3歳以上)=900円。9月1日まで。