ハワイ生産の豆を使ったコーヒーやハワイアンパンケーキを提供するカフェ「コナズ珈琲(コーヒー)」(時津町日並郷)が10月12日、時津町(とぎつちょう)にオープンする。経営はトリドールホールディングス(東京都渋谷区)。
人気メニュー「ストロベリーアンドバナナホイップパンケーキ」と「グァバジュース」
九州では6店舗目となる同店。出店経緯について、同社営業本部の上阪博志さんは「ブランドコンセプトとしている『いちばん近いハワイの食卓』を考えた時、すぐ近くに海と山がある時津町がイメージにとても合っているこの場所に決めた」と話す。
店内は形やデザイン、大きさが異なるテーブル席やソファ席、カウンター席など88席を用意。ハワイを思い出させるサーフボードやパイナップルの木彫りの小物などを並べるほか、オーダー製のテーブルを配し、壁には「ALOHA」のロゴを掲げ、ハワイをイメージした空間に仕上げている。
「多くの方々にハワイの空間を感じてもらいながら、日常から離れゆっくりくつろいでいただければ」と上阪さん。店内はWi-Fiも完備。コーヒー豆を量り売りするコーナーでは、その場で焙煎(ばいせん)も行う。Tシャツや小物の販売コーナーもあり、ハワイの商品を並べる。
コーヒーはドリップ、フレンチプレスのいずれかを選べる。一番人気は「ハワイコナコーヒー」(780円)。食事メニューでは、パンケーキ「ストロベリー&バナナホイップ」(1,380円)や「ハンバーグロコモコ」(1,280円)などを用意。オーダーが入ってから作る「グァバジュース」、「パイナップルジュース」(以上550円)などのドリンクも人気だという。
ハワイが大好きで何度も行っているという田村店長は長野県出身で、今回初めて長崎に来たという。「ハワイに行ったことがない方でも『ハワイはこんな感じなんだ』と、行った気分になってもらえれば。空間づくりだけではなく、お客さまそれぞれに合わせて楽しんでもらえるようなサービスを届けていきたい」と話す。「『(店内の)この場所で写真が撮りたい』など気軽に声を掛けてもらたら」とも。
営業時間は10時~22時(土曜・日曜・祝日は9時~)。駐車場完備。