満月BAR実行委員会と長崎県が11月9日、長崎県美術館(長崎市出島町)エントランスロビーと運河劇場で「満月BAR」第4弾イベントを開催する。
交流のきっかけづくりを目的に企画した同イベント。実行委員会は、長崎県、大学、地元企業の産学官連携で長崎の大学生をサポートする地域創生の取り組みとして2017(平成29)年10月に設立した「縁JOYプロジェクト」が中心となる。
出島ワーフ(長崎市出島町)で2018(平成30)年3月に初開催した「満月BAR」は、第2弾では推進実行委員会を立ち上げ、同年10月に長崎県と合同で主催した。第4弾では、芸術・文化で長崎を盛り上げようと長崎県文化振興課が取り組む「長崎しまの芸術祭」「若者アートLOVE長崎創造プロジェクト」の企画の一環として行う。第2弾でもコラボした長崎県美術館を会場に、県内大学の吹奏楽部なども参加。これまでで最大規模になるという。
長崎の酒や料理とともに芸術を楽しむ同イベントでは、長崎の地酒や地元飲食店の料理が並べるほか、活水女子大学音楽部や長崎大学教育学部音楽専攻の学生による演奏会、前田大喜さんやP-BAさんなど地元で活躍するアーティストも参加する。ダンススタジオRUDO FACTORYはダンスパフォーマンスを披露するなど、会場にいるみんなで楽しめる企画を用意する。
長崎県美術館ではイベントに合わせ、ワークショップ「月夜にかぶる帽子をつくろう」や映画「月世界旅行」上映会、ナイトミュージアム企画、長崎大学美術部によるワークショップ「竹林のおはなし」を行う。
同実行委員会の学生リーダーを務める瓜生信汰朗さんは「ワクワクすること、みんなが楽しめることをしたい。当日は来場者が気軽に交流できるような企画も考えている。新たな出会いを楽しんで、おいしいお酒とともに楽しい時間を過ごしてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は15時~21時。入場無料。