作業服とアウトドアウエアを扱う「WORKMAN Plus」南長崎店(TEL095-878-7733)が11月19日、長崎市三和町にオープンした。
1980(昭和55)年に群馬県伊勢崎市で「職人の店 ワークマン」としてスタートした同社。低価格ながらストレッチや撥水(はっすい)性を持った高機能PB商品に注力し、作業現場で働く職人などの支持を受けて徐々に店舗を拡大。2017(平成29)年には800店舗を達成し、翌年には長崎県内で1号店となる長崎北矢上店(平間町)をオープン。同年、一般向けの訴求を強めた新業態「WORKMAN Plus」の出店もスタートさせた。
「WORKMAN Plus」としては長崎県内初の出店となる南長崎店。品ぞろえは既存店と同じながら、アウトドアウエアなどを分離することで一般客が商品を見やすくしているほか、マネキンやスポットライトによる展示とスポーツ用品店のような内装とすることでファミリーや女性客にも親しみやすい店作りを目指す。
オープン初日には多くの買い物客が訪れ、めぼしい商品をかごいっぱいに詰め込む姿も。30代の男性客は「安くて機能性も優れているので仕事着だけでなく、趣味の釣りにも愛用している。自宅近くに店舗ができてありがたい」と笑顔を見せる。
同社スーパーバイズ部の尾崎享介さんは「アウトドアウエアやスポーツウエアだけでも300アイテムほどをそろえ、作業服などプロユース商品もスタンダードなものから高機能でデザイン性にも力を入れたものまで1200点ほどを扱っている」と話す。来年には時津町と大村市への出店も決まっており、将来的に県内12店舗体制を目指している。「近年はネットなどでもファッション性の高いアイテムとして、『ワークマン女子』などとして取り上げられている。まずはプロユースのお客さまを中心に長崎でも認知を広げていきたい」と意気込む。
営業時間は7時~20時。