長崎経済新聞の2021年上半期PV(ページビュー)ランキングは、観測史上2番目の大雪を伝える記事が1位に輝いた。
数年に一度の強い寒波が流れ込み観測史上2番目となる15センチの積雪を観測。通行止めやチェーン規制で交通が麻痺し、大型商業施設も臨時休業を決めたこの日、平和公園(松山町)にある平和の泉では池の表面が凍り付いたとSNSで話題になった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 長崎で観測史上2番目の大雪 公共交通機関の乱れや商業施設の臨時休業も(1/10)
2. 城栄・創業半世紀のカー用品店が惜しまれつつ閉店 店じまいセールも(2/5)
3. 長崎市浜町にセレクトショップ「アンデプリュス」 ナチュラル志向の洋服や雑貨そろえる(1/28)
4. 長崎・蛍茶屋電停脇に本のセレクト店「本屋ウニとスカッシュ」 本好きが高じ開業(2/22)
5. 時津町・大村湾漁協直売所に総菜売り場新設1カ月 客層に変化も(2/4)
6. 三菱重工長崎造船所で新型護衛艦1番艦進水式 艦名は「もがみ」に(3/3)
7. 長崎県内花店で一輪の花プレゼント企画 花のある日常を提案するきっかけに(2/9)
8. 出島町・ATTIC COFFEE secondがリニューアル 落ち着いた雰囲気のカフェに(2/8)
9. 時津「居酒屋むらさき」にご当地サバ缶使った新メニュー 地元の魅力発信に一役(1/27)
10.長崎で観測史上最も早い桜の開花宣言 早くも満開迎える桜も(3/15)
半世紀にわたって営業してきたカー用品店の閉店を惜しむ記事のほか、オープンやリニューアル、新商品を伝える記事が注目を集めた。漁協直売所に総菜売り場が新設されたり、ご当地サバ缶を使った新メニューが登場したりするなど地元の食材を使った料理にも関心が集まった。
三菱重工長崎造船所での新型護衛艦の進水式を伝える長崎らしい記事もランクイン。3月15日に伝えた「桜の開花」を伝える記事では平年より10日早く、観測史上最も早い桜の開花となった。
新型コロナについてはまだ先が見通せないが、「ウィズコロナ」「アフターコロナ」に向けた取り組みも聞こえてきている。下半期も引き続き、広域長崎圏の情報を発信していきたい。