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魚の町に「片言でも英語を話せる」目指す英会話スクール開校

講師やスタッフらと共に笑顔を見せる本多さん(中央左)

講師やスタッフらと共に笑顔を見せる本多さん(中央左)

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 コワーキングスペースを併設した英会話スクール「カタコト大使館」(長崎市魚の町)が8月1日、オープンした。 オーナーの本多大剛さんは「一般的な英会話スクールで使われるテキストは英語を覚える以前にストーリーなどを理解するのが苦痛」と英会話の習得で挫折経験を持つ。その経験を基に「自分が通いたいと思えるスクールを作ろう」とカリキュラムをゼロから考案し、英語が話せる専門家のアドバイスを受けながら「片言でも英語でコミュニケーションできる」状態を目指すスクールとして立ち上げた。

レッスンスペースの様子

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 「英語に限らず未知の世界に足を踏み入れ、多少なりともできるようになることは1人では難しい。片言でもコミュニケーションが取れる状態にさえなれば、学び方や分からないことの調べ方などのこつもつかめてくる」と本多さん。スクールでは文法や発音など技術的な部分にはこだわらず、英語をコミュニケーションツールとして使うための足掛かりとして学ぶ機会を提供する場を目指しているという。

 2つのレッスン室にコワーキングスペースとテレビや卓球台などがあるコミュニティースペースを併設する。本多さんは「英会話スクールというと普通は英語が得意な人が講師をしているが、このスクールは自分自身が『英語が話せるようになりたい』という思いからスタートした。英語が話せないという自らの立場をベースに作り上げているので、同じ目線で誰でも気軽に始めてもらい、片言でも英語でコミュニケーションを取ることで自信を付けてもらう場にしたい」と意気込みを見せる。「コワーキングスペースを利用する人にもレッスンの様子を見てもらうことで英語に興味を持ってもらい、コミュニティーの輪が広がるような空間にできれば」とも。

 レッスンは最大3人までの「あいさつ」や「自己紹介」から、「質問」や店や公共交通機関などさまざまなシチュエーションを想定し、自分自身の言葉でコミュニケーションが取れるようカリキュラムが組まれている。

 コワーキングスペースのみの利用も可能でドロップインと月会員のほか、時間単位で利用できる貸し会議室やレンタルルームも備える。

 営業時間は10時~21時。レッスン料は、月2回コース=1万6,000円、コワーキングスペースの無料利用ができる月8回コース=4万8,000円など。予約制で初回無料の体験レッスンも行う。

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