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長崎・平間町に和菓子店「わがしのあれこれ」 「映え」にもこだわり

わらびの雫(そのぎ茶抹茶)を手に来店を呼びかける河崎さん

わらびの雫(そのぎ茶抹茶)を手に来店を呼びかける河崎さん

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 和菓子店「わがしのあれこれ」(長崎市平間町、TEL 095-801-3670)がオープンして、4月6日で3カ月を迎えた。

「ネオ和菓子」をコンセプトにした商品

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 店長の河崎伸子さんが「若い女性を中心に見た目にも楽しんでもらえる和菓子を提供したい」と立ち上げた同店。店内には各商品のサンプルを並べ、見た目を楽しみながら商品を選べる。長崎県産のきなこやそのぎ茶など素材にこだわるほか、「映え」にもこだわった「ネオ和菓子」をコンセプトにしている。

 店内では国産本わらび粉を使いプルンとした食感に仕上げた「至極のわらび餅」(1,300円)や注文を受けてから仕上げる「あつとろわらび餅」(600円)のほか、国産のだんご粉でしっかりとした歯応えに仕上げたカップ入りの「よくばりだんご」(580円)、焼き上げただんごにトッピングを加えた「とびきりだんご」(140円)、おはぎ(160円)などを並べる。国産小豆を使ったあんやみたらしのタレには北海道産の昆布を使い、甘さ控えめに仕上げたほか、きなこは諫早産の甘みのある品種の大豆を使うことで、砂糖を使わずにほのかな甘さに仕上げている。団子は好みでレンジ加熱することで柔らかい食感で楽しむこともできるという。

 カフェメニューには、そのぎ茶の抹茶やほうじ茶、黒蜜豆乳きなことプレーン、抹茶、黒糖、焼き芋の4種類のわらび粒を組み合わせるドリンク「わらびの雫」(M=560円、L=630円)のほか、ラテや和紅茶などを用意。テイクアウトで和菓子と一緒に味わうことができる。

 桜のシーズンに合わせ、3月に10日間限定で「桜餅」を提供したのに次いで、これから夏に向けて涼を感じられる冷たいスイーツや数種類のドリンクメニューの準備も進めているという。

 「大人の女性に向けた甘さ控えめの味わいに仕上げているが、幼い子どもなど幅広い世代に好評を頂いている」と笑顔を見せる河崎さん。「新しいスタイルの和菓子として楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~17時。木曜定休。

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