「みんなでつくる第2回茂木花火大会」と茂木夏祭りが8月26日、茂木港ターミナル駐車場(長崎市茂木町)で開催される。
若者の人口流出が問題となっている同地区で「仲間と一緒に、茂木を活気ある町にしたい」と活動している「茂木若人の会」が中心となって昨年から同地区の夏祭りに合わせて開催している同イベント。同地域ではこれまで潮見崎観音(茂木町)の千日祭に合わせて花火大会が開催されていたが、担い手不足などの問題で2007(平成19)年を最後に途絶えていた。昨年は「子どもたちの思い出にしたい」と地域総出で立ち上がり、半年がかりで15年ぶりの花火大会の開催にこぎ着けた。当日は約2500人が訪れ、盛り上がりを見せた。
今年は昨年同様、約1000発の花火を打ち上げる予定。夏祭りではラムネ早飲み大会を行うほか、フラダンスや紫雲エイサーを披露。茂木音頭のほかティックトッカー「S.I.ジャパトン」ライブや抽選会も行う。カネミツ長崎工場と茂木中学校(以上、北浦町)に臨時駐車場を設け、無料シャトルバスを運行する。
実行委員会の川添哲平会長は「地元を盛り上げようと立ち上げた若人の会の取り組みとして昨年復活させることができた花火大会。この地域で若い人が頑張る姿を見てもらうことで茂木と関わる人が増え、地域が活性していくことにつながれば」と期待を込める。
夏祭りは17時~、花火大会は20時~。雨天の場合は9月2日に延期。