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長崎・居留地エリアで「フォトウオーク」 コンテストや市役所での展示も

参加を呼びかける田島さん

参加を呼びかける田島さん

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 幕末から明治期に建てられた洋館などが立ち並ぶ居留地エリアで9月16日・18日、「長崎居留地 フォトウオーク&コンテスト」が開催される。主催はカメラコミュニティー「FOTO US(フォトアス)」。

今年春に開催したフォトウオークの様子

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 写真・動画撮影などを手がける「FOTOMARE(フォトマーレ)」(長崎市炉粕町)が運営する同団体。社長の田島朋樹さんは佐賀県出身で、大学進学を機に来崎。卒業後は関東で経験を積み、今年4月に同社を設立。長崎市を中心に写真愛好家が楽しみながら「日常や特別を分かち合える」集まりを目指して同コミュニティーを立ち上げた。

 同コミュニティーでは今年3月にあぐりの丘(四杖町)で、4月・5月に居留地エリアで撮影会を行った。20~30代の若い世代を中心に参加し、盛り上がりを見せたという。写真を通して長崎の魅力を発信する取り組みが評価され、8月に「長崎創生プロジェクト事業認定」を受けている。

 イベントでは、交流会と会場となる東山手・南山手エリアを散策しながら撮影を楽しむ。参加者限定で9月16日~18日、居留地エリアで撮影した写真を対象に「長崎の良さをアピールできる写真」をテーマにフォトコンテストも行う。居留地エリアでまちおこしに取り組む「長崎居留地歴史まちづくり協議会」のメンバーらが審査員を務め、11月ごろに表彰式を行い、市役所19階のギャラリーウオークで応募作品の展示も予定する。上位受賞者の作品は、同協議会が毎年制作しているカレンダーにも採用する。

 「コミュニティーでは誰でも気軽に参加して写真を楽しみながら撮影技術を学べる場を目指している」と話す田島さん。「イベントは居留地まつりに合わせて企画した。フォトウオークでイベントを盛り上げるとともに参加者の作品で居留地エリアを盛り上げるきっかけになれば」と意気込む。

 開催時間と集合場所は、16日=14時~16時30分(東山手地区町並み保存センター集合)、18日=10時~12時30分(南山手地区町並み保存センター集合)。参加費は1,500円(両日参加は2,000円)。雨天中止。予約はホームページで受け付ける。

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