開業まで50日となった「アミュプラザ長崎 新館」(長崎市尾上町)のスペシャルアンバサダーに長崎出身の俳優・仲里依紗さんが就任した。JR長崎シティ(尾上町)が9月21日、発表した。
アミュプラザ長崎は「最新トレンドを発信する」ファッション・雑貨店を中心にレストラン街や映画館などを併設し、エンターテインメント・サービス、コミュニティーの拠点となる大型商業施設として2000(平成12)年9月21日にオープンし、23周年を迎える。
「アミュプラザ長崎 新館」はJR九州が長崎駅周辺で現在整備を進めている「JR長崎駅ビル」の1階~4階と5階の一部に長崎初出店39店舗、九州初出店3店舗、新業態1店舗を含む86店舗が出店。11月10日に開業する。
「アミュプラザ長崎 新館」の開業プロモーションコンセプトは「new mood」。長崎の「和華蘭文化」をヒントに、これまでにない未知の出合いや体験を作り出し、「長崎に『新しい気分』を生み出す取り組みを発信する」としている。
同社は「長崎をまとう」をテーマに「WEAR NAGASAKI PROJECT」を発表。仲さんをはじめ、同じく長崎出身の森あゆさんら合計5人のモデルがスタイリストの山本マナさんがプロデュースし、長崎の風景をファッション化した衣装をまとい、出島や軍艦島などで撮影したCMやポスターを展開していく。仲さんからのスペシャルメッセージもホームページに公開した。
仲さんらが身に着ける衣装は長崎の風景と同化したビジュアルとなっており、ポスターなどに使われている5着をアミュプラザ長崎2階で展示。全20種類ある衣装の全貌は後日、発表する。このほか、長崎電気軌道でオリジナルのラッピングトレインを走行する。
同社によると、新館の開業に向けた工事はほぼ完了しているという。赤木征二社長は「全ての世代に向けて特にファッションでの発信力で影響のある仲さんにアンバサダーをお願いした。長崎の玄関口として新駅ビルを含めシンボリックな情報発信の場を目指したい」と意気込みを見せる。