長崎駅前商店街の通り沿いに洋風小料理店「KOBAKO(コバコ)」(長崎市大黒町、TEL 095-824-0808)がオープンして2カ月が過ぎた。
スペイン料理を提供する「ラスブラバス」(千歳町)の2号店。店舗面積は約10坪、席数はカウンター7席、テーブル席8席。梁や引き戸などを使った昭和初期のレトロな雰囲気の内装に仕上げた。女性スタッフがアンティーク着物で出迎える。
旬の食材を使ったスペイン、イタリアン、フレンチなどの小皿料理やアラカルトなど1,000円以下のメニューをメーンとし、約30種類のボトルワインと8種類ほどのグラスワインなどをそろえる。
週末は仕事帰りの会社員や女性客で早々に満席になることも多いという。
長崎駅前周辺は、九州新幹線の長崎ルート計画を視野に入れた新店舗開業が相次いでいるエリア。かねてより2号店オープンを目指して空きテナントを探していた同店代表の宮嶋輝樹さんに元カステラ店跡の物件紹介があり、急きょ出店を決めた。
宮嶋さんは「小さな隠れ家のような空間なので『小さな箱=コバコ』と名付けた。東京などには多い形態だが長崎ではあまり見かけない。本店では予約してコース料理やワインを楽しむお客さまが多いが、こちらではカジュアルにワインを楽しむ店として利用してもらえれば」と話す。
営業時間は17時~24時。