コーヒースタンド「Puha(プハ)」(長崎市勝山町)が11月4日、オープンした。
同店近くで美容室「Liber hair(リバーヘアー)」(今博多町)を営んでいた店主の間俊輔さんは、近隣にカフェがなく、いつか飲食業をしたいと考えていた。知人の大谷和広さんが長崎市内のカフェで経験を積み独立を考えていたことから店長として迎え、オープンを決めた。
ガラス張りの明るい店内にはテーブル席8席とカウンター3席を備える。デニムや木目が好きな間さんと植物が好きという大谷さんがアイデアを出し合い、アンティークな雰囲気の内装に仕上げた。店名は一息つく時の擬音「プハー」に由来。ロゴにはコーヒーの葉と鳩を描く。大谷さんによると、「平和の象徴である鳩には鳥の巣(=家)に帰ってくるような気持ちで来てほしい」という思いを込める。
コーヒーは「Layers coffee(レイヤーズコーヒー)」(大村市・熊本県熊本市)の豆を使い、スペシャルティコーヒーを使ったドリップコーヒー(550円)や店オリジナルのブレンドも用意。カフェラテ(550円)などのエスプレッソメニューのほか、シトラスハニー(ホット/ソーダ)、クラフトコーラ(以上500円)などのソフトドリンクも用意する。
プリン好きという大谷さんがキャラメルから手作りにこだわった固焼きの「キャラメルプリン」(450円)と「カスタードプリン」(400円)の2種類を用意。焼き菓子などもそろえる。
大谷さんは「店に来た人に家に帰ったときと同じようにくつろいで、おいしいコーヒーで一息ついてもらえるような雰囲気の店にしていきたい」と意気込む。
営業時間は10時~19時。月曜定休。