「米問屋のおにぎり屋 長米(ちょうべい)」が3月1日、アミュプラザ長崎本館にオープンした。
長崎県内5カ所に展開し、県産米などを中心に扱う長米(長崎市小ケ倉町)が経営する同店。長崎県下全域で栽培され、県内生産量トップとなる「ながさき ひのひかり」や新しい米のブランドとして登場した「ながさき つや姫」などをはじめ、壱岐産の「かけ干し米」など県産米を中心に食品の卸売りを手がけてきた。
提供するおにぎりには、同店が選ぶその年一番の長崎県産米を使用。洗米する水の水質や気温に合わせた水分量も調整して炊き上げたご飯に、五島列島の「矢堅目の塩」の藻塩をベースにブレンドした専用の塩を使い、合わせるのりも有明海産にこだわるなど、「米問屋が自信を持って届ける究極のおにぎり」の提供を目指すという。
メニューは「塩おにぎり」(塩158円、のり188円)や「雑穀米もち麦」(塩 168円、のり199円、梅入りのり298円)をはじめ、定番メニューとして「しそ昆布」「おかか」「高菜巻き」「イカの塩辛」「うにぐらげ」(以上258円)などをラインアップ。ご当地おにぎりとして「塩サバ」「角煮」(以上298円)のほか、長崎特産のカラスミを使った「生からすみ」(398円)や脂がのった対馬産のアナゴを使った「穴子みりん干し」(318円)などをそろえる。
このほか、季節のおにぎりやおにぎりと総菜を合わせた弁当、対馬産の穴子を蒸して仕上げた「穴子飯弁当」(2,180円)なども並べる。
立山康司社長は「米問屋がセレクトした米と素材で仕上げた一味違うおにぎり。ぜひ味わってみてほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~20時。