ティーブランド「TEAVANA（ティバーナ）」の茶葉を使用したビバレッジを提供するスターバックスのティー特化店「スターバックス　ティー＆カフェ　アミュプラザ長崎本館1階店」が3月1日、アミュプラザ長崎本館（長崎市尾上町）にオープンした。

高さを抑えたバーカウンターでティービバレッジを作る様子も楽しめる

　2020年に日本1号店がオープンし、「ティーフラペチーノ」「ティークリエーション」「ティーラテ」「ブリュードティー」の4つのカテゴリーから20種類ほどのメニューを提供する同店。スターバックスコーヒーは創業当時、「Starbucks Coffee, Tea and Spices」とブランド名を掲げ、コーヒーやティーの量り売りでスタート。コーヒーに並ぶ主力メニューとして、ティービバレッジやティー商品を提案してきた経緯があり、日本では日本になじみの深い抹茶やほうじ茶などをスターバックスらしくラテやフラペチーノに仕上げた日本の新しいティー文化の一つとして定着させてきた。「彩りあふれる一日のために」をコンセプトとする同店は上質な茶葉とボタニカルな素材で色鮮やかで香り豊かなティービバレッジの提供を目指す。

　全国で11店舗目、九州で2店舗目となる同店。62席を備える店内の内装は花をかけ合わせて楽しむハーバルティーと異国文化があり多様性のある長崎のイメージとが重なることから、色鮮やかなハーバルティーのデザインテーマを採用。バーカウンターはティービバレッジを仕上げる様子も楽しんでもらえるよう、通常のスターバックスに比べ高さを低く設定した。

　ブリュードティーにはフルーツやハーブ、スパイスなどをブレンドしたティーを用意。リンゴやパイナップルなどのフルーツがお互いの味を引き立てあったフルーティーさにラベンダーやセージのやわらかな余韻が特徴の「シトラスラベンダーセージ」や3種のティーにチャイスパイスの風味を合わせた「マジェスティックチャイウーロン」などを用意。ポットで提供するほか、自宅でも楽しめるよう茶葉の販売も行う。季節限定の「爽やかな」ピーチの味わいと「はつらつとした」パイナップルの風味にレモンバーベナとカモミールの「柔らかい」香りを合わせた「ピーチトランクイリティー」も用意する。

　ティーフラペチーノやティークリエーションなどのビバレッジのほか、レギュラー店で提供するコーヒーやエスプレッソメニューも提供する。

　スターバックスコーヒージャパン広報部の田中有紀さんは「長崎初出店となるティーに特化した店。スターバックス流にアレンジしたティーを五感で楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。

　営業時間は7時30分～22時。