レストラン「ピエトロ アミュプラザ長崎店」が9月18日、アミュプラザ長崎本館にオープンする。

店内の様子

　1980（昭和55）年に福岡市の天神エリアにオープンした同店。スパゲティといえばミートソースやナポリタンだった当時の常識を覆し、たらこや高菜、納豆など和の食材を組み合わせたメニューを提唱したことで若い女性を中心に評判となり、人気店となった。現在はレストランやショップなど全国に46店ほどを展開。長崎で3店舗目となる同店では九州で唯一、波佐見町にある白山陶器の器で提供する。

　提供するスパゲティは「カニとかにみそのスパゲティ」（レギュラー1,628円）や「まるごとおいしいエビのトマトクリームソース」（同1,518円）、「博多明太子カルボナーラ」（同1,298円）など人気メニューのほか、好きな具材やソースを組み合わせることができる「カスタマイズパスタ」や和の素材を使った「和パスタ」シリーズを提供。クリスピー生地を使ったピザやピエトロドレッシングで味わえるサラダも用意する。

　ドリンクメニューにはノンアルコールカクテル「モクテル」シリーズとして「瀬戸内レモンジンジャー」「スイートカシス」（以上539円）など6種類をはじめ、アルコールやソフトドリンクを用意。「チーズケーキブリュレ」（583円）や「アフォガート」（495円）などのデザートメニューも提供する。

　レジ横には物販コーナーも設け、ピエトロの代名詞となっているドレッシングをはじめ、パスタソースやスープなども販売する。

　同社広報の松田紗良さんは「ピエトロの代名詞にもなっているドレッシングは昨年5月、累計出荷3億本を突破。当時は珍しいかった茹でたてのスパゲティを提供するため、茹で時間に提供するサラダにかけていた手作りのドレッシングだった」と話す。「ドレッシングの決め手となるタマネギは自社工場で手作業でむきタマネギジュースにして九州産のしょうゆなどと合わせる。工場では、ずんどう鍋で少量ずつ仕込み、効率よりおいしさに重きをおいた創業当時から変わらないレシピと製法を守っている」とも。

　店舗事業本部の副本部長、角田祐己さんは「福岡で創業し、40年以上にわたって愛されてきた味。地元の皆さんと長崎を盛り上げられる店にしていきたい」と意気込む。

　営業時間は11時～22時。