
ナチュラルコスメとハウスケアの専門店「YOPE(ヨープ) 長崎店」(長崎市浜町)が7月5日で5周年を迎える。
ポーランドで暮らすカロリーナさんとパーウェルさん夫婦が2013(平成25)年に設立した同ブランド。「家族や友人、動物や環境にも配慮した製品作り」をコンセプトに、美容師や皮膚科医と考案したというレシピは原料の90%以上に天然由来成分を使用。ハンドソープに始まった商品展開は、ハンドクリームやボディージェルなどのボディーケア商品に加え、台所用洗剤やマルチクリーナーなどハウスケア用品にも拡大。「YOPEアニマル」と呼ばれる動物のイラストが目を引くパッケージデザインや同ブランドならではのフレグランスが人気となっている。「人にも、環境にも、動物にも優しいユニバーサルブランド」を目指し、動物実験を行ってできた原料を使わないことにもこだわる。
国内では代理店がイベント出店やオンライン・ショップで販売していたが、日本初の実店舗として2020年に同店がオープン。昨年11月には「ユニバーサルガード」(玉園町)が運営を引き継いだ。ヨーロッパ圏ではドラッグストアに並ぶことが多く、アジア圏ではシンガポールと台湾のショッピングモールに展開しているが、単独店としては世界で唯一の店となっている。
同店マネジャーのHIBIKIさんは「かわいいパッケージで贈答品などにも喜ばれている。ティー&ミントやサンダルウッド、バーベナなど多くのフレグランスをラインアップしており、『WOODYシリーズ』のように売り上げの一部を森林保全に寄付するものもある」と話す。今年に入り、イベントへのポップアップ出店などにも力を入れていることから、「より多くの人に実際にフレグランスを楽しみながら選んでもらえるようになったのでは。実際にテスターで体験しながら選ぶ実店舗ならではの楽しみとともに、日常を彩るすてきな香りのアイテムを提供していきたい」とも。
営業時間は11時~19時。5周年を記念して5日から、購入客にオリジナルのアイシングクッキーを進呈する。なくなり次第終了。