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長崎・野母崎で音楽フェス「七歌祭」 9年ぶりに花火打ち上げも

来場を呼びかける実行委員会のメンバー

来場を呼びかける実行委員会のメンバー

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 長崎市南部エリアの音楽フェスティバル「七歌祭(ナナフェス)」が10月25日、野母崎三和漁協(長崎市脇岬町)で開催される。

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 同イベントはこれまで開催されていた「五歌祭(ごかっさい)」をリニューアルしたもので、長崎市南部7地区(野母崎、三和、香焼、深堀、土井首、高島、伊王島)の音楽祭となった。

 五歌祭は2005(平成17)年に旧野母崎町や旧三和町などの南部地区が長崎市に合併されたことがきっかけで、地域の商工会や農協、漁協などが一体となって実行委員会を立ち上げ、2016(平成28)年まで毎年行ってきた地域活性化イベント「五活祭」がルーツ。「中断していたイベントを復活させたい」と地域の青年部など有志が立ち上がり、2019年10月8日、高浜海水浴場(高浜町)で復活していたが、コロナ禍で中断。2022年、長崎のもざき恐竜パークで3年ぶりに開催。2023年から「七歌祭」として同所で、昨年は伊王島で開催していた。イベント本来の趣旨である南部7地区を盛り上げるため、持ち回りで今年の開催地が野母崎に決まった。

 当日はスペシャルゲストにシンガー・ソングライターのTEEさんを迎え、高島在住の「RAINBOW MUSIC」ら地元で音楽活動するアーティストと共にイベントを盛り上げる。青潮学園ブラスバンドや高島伊王島アイランド合唱団など地域住民によるステージや野母崎の永遠の非公式キャラクター「水仙マン」によるパフォーマンスのほか、参加型イベントとしてラムネ早飲み大会や激辛四川麻婆(マーボー)豆腐早食い大会、魚つかみ大会なども行う。ライブのクライマックスでは1000発の花火を打ち上げる。

 実行委員長の深堀陽水さんは「2日間開催だった昨年に比べ規模が縮小するが、2016(平成28)年に野母崎で開催された『五活祭(ごかっさい)』以来、9年ぶりとなる花火が復活する。魚つかみ大会など野母崎ならではのイベントもできることになった。イベントを通して南部地区、特に開催地となる野母崎の魅力を多くの人に楽しんでもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時~21時。入場無料。

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