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長崎・葉山のすし店、児童養護10施設の子どもたちに恵方巻き400本

「握りのはやし」店主の林さんと「ヨシダのバル」店主の吉田さんら

「握りのはやし」店主の林さんと「ヨシダのバル」店主の吉田さんら

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 長崎のすし店「握りのはやし」(長崎市葉山町)が2月2日、長崎県内にある10カ所の児童養護施設の子どもたちに恵方巻きをプレゼントした。

施設の担当者に恵方巻きをプレゼントする林さん

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 2020年、岩屋町ですしの出前・持ち帰り店を開いた同店。翌年から「ヨシダのバル」(岩屋町)と合同で始めた恵方巻きの販売に合わせて、コロナ禍で奮闘する医療従事者などに恵方巻きを寄贈していた。コロナ禍が落ち着いた翌年、店主の林健一さんが「こんな小さなすし店でも一年に1度くらいは子どもたちに幸せな気持ちになってもらうきっかけを届けることができれば」と長崎市内にあるマリア園、明星園、浦上養育院の3つの児童養護施設に恵方巻きを贈る取り組みをスタート。2022年11月に現在の場所に移転した後も毎年続く恒例行事となっていた。

 毎年恒例の恵方巻きは、長崎県産のヒラマサ(ヒラス)やマグロ、エビ、タコ、イカにだし巻き卵とウニなど7種類の具材が入った「特選海鮮巻き」のほか、「ヨシダのバル宮崎チキン南蛮ロール」「ヨシダのバルサーモンロール」など6種類を用意。1月19日の予約開始から2分で900本が完売したという。

 昨年はこれまでプレゼントしてきた3つの児童養護施設に大村市と島原市の施設も加え、合わせて5施設に拡大。恵方巻きを食べた子どもたちから「すし職人を目指したい」という子どもが一昨年と昨年は現れ、林さんが受け入れできそうな同業者を紹介するなど橋渡し役にもなったという。

 今年はさらに拡大して県内10の児童養護施設に寄贈。当日10時に店を訪れた各施設の担当者に恵方巻400本を手渡した。恵方巻きはイベントなどを手伝う「はやし会」のボランティアスタッフらが前日朝から仕込みを行い、林さんらが前日20時ごろから徹夜で仕上げた。

 「長崎をすしで盛り上げたいという思いで始めた取り組み。店をする限り毎年取り組みを続けていきたい」と意気込む林さん。子どもたちの中からすし職人に興味を持ったり、「すし職人を目指したい」という子どもが現れたりしたことから「自分たちにも福が訪れている気持ち」と笑顔を見せる。

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