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長崎県美術館で「見立て」作家・田中達也さんの個展 発想にフォーカス

来場を呼びかける田中さん

来場を呼びかける田中さん

 ミニチュア写真家で「見立て」作家としても活躍する田中達也さんの個展「みたてのくみたて」が3月12日、長崎県美術館県民ギャラリー(長崎市出島町)で始まった。

フォトスポットのオブジェに座る田中さん

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 田中さんは2011(平成23)年、ミニチュアの視点で日常にある日用品などをジオラマ用人形と共に別のものに見立てた「見立て」アート作品を使って「MINIATURE CALENDAR(ミニチュアカレンダー)」の投稿を始めて以来、毎日更新。インスタグラムのフォローワーは400万人を超え、国内外で開いてきた「MINIATURE LIFE展」には累計320万人以上が訪れている。

 長崎では3回目となる展覧会では、「HOME」「FORM」「COLOR」「SCALE」「MOTION」「LIFE」「WORLD」の7つの角度から田中さんの発想の秘密を、写真と立体作品合わせて約160点の作品で解き明かす。フォトスポットになる大きなオブジェや絵本のキャラクターも並べる。会場で写真を撮ると作品内に入った写真に仕上げるAIフォトサービスも用意。ミュージアムショップでは公式図録(2,200円)やクリアファイル(440円)などの会場限定の公式グッズも販売。

 田中さんは「色や形、スケールなどの組み合わせで想像以上にハマったタイミングが『見立て』アートの醍醐味(だいごみ)。衣食住にまつわる物など、みんなが知っている物を使い、みんなが知っているものに『見立てる』ことで面白さが生まれる」と話す。これまで国内外で開いてきた個展では作品のアイデアや考え方について尋ねられることが多かったことから、「今展では作品の発想にフォーカスした展示を中心にしている。考え方を知ることで日頃の仕事や暮らしを楽しいものにしてもらえれば。ぜひ、発想を土産に持ち帰ってほしい」と来館を呼びかける。

 12日11時~と14時~、14日14時~は田中さんのサイン会を行う。各回先着50人。参加無料(要観覧券)。

 開館時間は10時~20時。入館料は、一般=1,400円、中高生=1,200円、小学生=800円。期間中の休館日は3月23日、4月3日。4月13日まで。

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