長崎地方気象台が3月27日、ソメイヨシノの開花を発表した。
桜の開花宣言は各地の気象台が行う季節観測の一つ。全国に58カ所の観測地点があり、長崎では気象台のある南山手町で観測する。標準木のソメイヨシノが5、6輪咲くと桜の「開花」を発表している。
長崎の平年の開花日は3月23日で、平年よりも4日遅く、昨年よりも3日早い開花宣言となった。今年は、岐阜市や高知市などで16日、全国に先駆けて開花宣言が発表。長崎では20日に最高気温が20度を超え暖かい日が多かったが桜の開花は進まず、26日時点でも2輪の開花で開花発表とはならなかった。
長崎市内では既に満開を迎え、散り始めている桜がある一方、まだつぼみが多く、ちらほらと咲き始めている桜も見受けられる。
川沿いに2キロほど桜並木が続き、菜の花と共に楽しめる人気の花見スポットの一つにもなっている琴海戸根川周辺では、大半がまだつぼみの状態。長崎大水害を機にソメイヨシノを植樹し、桜の時期になると地域ボランティアらが河川敷の草刈りを行うなどして管理している同所。シーズンになると多くの散策客でにぎわいを見せる。
桜は例年、開花宣言から1週間から10日ほどで満開を迎えることから、多くの花見スポットが今週末から来週にかけて見頃を迎えそうだ。