出島交流会館(長崎市出島町、TEL 095-823-3931)で10月30日、「ながさき国際協力・交流フェスティバル」が行われる。主催は長崎県国際交流協会。
毎年10月の最終日曜に行われている同フェスタは今年で13回目。県内で国際交流の活動をする団体の活動紹介パネル展示や、世界の料理を提供するコーナー、フリーマーケット、ステージアトラクション、民族衣装や民族楽器などの体験コーナーなどを展開する。世界の料理では、バングラデシュや韓国、ロシア料理などバラエティーに富んだ料理を用意。世界で「一番人気があるゲーム」といわれるチェスの体験コーナーや、世界に1億人の愛好家がいるというカードゲーム「コントラクトブリッジ」の体験コーナーなどもある。
今年は手作り職人百貨店「心風」の協力で東日本大震災復興支援ブースを設け、長崎では見かけない珍しい宮城県の食べ物や工芸品なども販売。売上金は全額、被災した生産者と親を亡くした震災孤児に届ける。
そのほか、外国人を探して、その国の言葉であいさつできたらスタンプがもらえるクイズラリーや、会場のブースを回ってキーワードを完成させるとプレゼントがもらえるスタンプラリーなどのイベントも用意。
同協会の堤磨子さんは「会場はさまざまな国籍を持つ参加者でにぎわうため、海外および日本の文化や国際交流を楽しく身近に感じることができる。長崎県美術館のすぐ隣なので家族ぐるみで気軽に遊びに来てほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。